「結本」(ゆいぼん)は、制作者の父親が病気になり余命を
宣告された際に両親の軌跡、思い出、家族の証しとして、
実際にこういう物があった方がいいのではないか!?
という思いから作成したのが始まりでした。
よく聴く言葉ではありますが
亡くなってしまってからでは遅いのです。
残すものは遺書や遺言書でも良いのですが、
私は「遺言」という言葉自体がなんだか
最後のメッセージであったり(良いことではあるのでしょうが)
少しネガティブな印象をを持っておりました。
ですので両親の生きてきた軌跡、家族を結ぶ物語のような読み物に
したいと思い『結本-ゆいぼん』(結い続ける本)
という名前で商品化いたしました。
実際に制作して思ったことは「作ってみてよかった!」
ということでした。
懐かしい写真を家族で囲んでみたり、父や母の若いときの、
秘話を聞けたこともすごく嬉しかったですし、
びっくりもいたしました。
知らなかったことがそんなにあるのか!?
というくらい次々とでてきました!
そして、なんと言っても一番印象深かったのは、
「当時の話をしているときの両親の笑顔」でした。
すごくキラキラしていたの今でも覚えております。
